ないデザイン

あるデザイン。
あること、ものをカッコよく見せるための装飾。これが一般的なデザインだと思う。
だがそこにはデザインすることで自己を肯定し、そこに喜びを得るデザイナーの意志が入り込んでいる。

ないデザイン。
それはあることによるデザイナーのオリジナリティが作り出さない。だが、ないことを創ることで、あることが純化する。そのあることは徹底的にデザインすればよい。だからないデザインは必要だ。すなわち、あることのためのないことだ。存在は存在し続けるわけだから。
何をしなかったか。
それは受け入れにくいことであるが、非常に大切なことだと思う。

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