自我エゴ同一性

自我・エゴは自身において後天的なもの。
自我を乗り越えて本当の真実に向かう直感を養うべき。養うというより気づくべき。
自我は思考という道具を使い、真実を矮小化する。そして思考により単純化することで、自身の都合の良い部分を切り取り、自我・エゴそのものを守る働きをする。

建築がコンセプトという名の下で自身を守り、矮小化された真実を押し付ける嫌らしさがここにある。
多くの現代建築が、エゴの建築であり、伝統文化のなかにある土着的建築にエゴを感じないのはそのためであろうか。デザイン、装飾のエゴの嫌らしさの理由に常に敏感にならないと、すぐにエゴが迫ってくる。
エゴ VS 宇宙の法則

すべての存在の価値は普遍的だと感じる。だから存在の秩序を第一に建築を考える必要があると思う。普遍かつ変化のある秩序。
だから考えるな、感じろ!ということか。

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