仮象②

人の世界はすべて仮象の世界でただただ仮象を積み重ねつづけている。自己の存在さえも仮象。すべてが仮象であると気付いた時、仮象を具象に投影させる行為の普遍的な意味がそこに生まれる。
仏教的な仮象のフィロソフィー、すべては仮象、それ自体に志向性があるかどうかは分からないが、建築家はそれを受け止めた上で、具象の世界から、もしくは、具象の世界へ再スタートしていく。

って考えてると入れ子状の構造にはまってしまう。考えるな!感じろ!って事務所の窓の向こうを見て思う。

概念として乗り越えるべく、過去の偉人に耳を傾ける。

曖昧性とアベイラビリティ。

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