備忘録

雲がないにも関わらず、永遠に辺りは暗いまま
私の廻りは、喜びに満ちた人生から絶たれ、
立派に知の詰まった聖書にかわり、
抹殺されそして生き返らせられた私に働きかけた人間性には
絶対的空虚が表現される
知というものは完全に閉ざされた入口にあるものだ
汝の光は天の光よりも強く
ひそかに光、すべての光の力を通した精神も光輝いている。
植物の根からすべての霧が生じる。
浄化と拡散、これは私が目で見たり、耳で聞けるかかもしれない
死ぬべき運命の光景には見えないものだ。

John Milton , Paradise Lost


今、私はこれを信じない。しかし、ここにある儚いロマンチシズムがリアリズムから生まれる創造の構築を越える声に耳を傾けるべきであろう。
自己の実存をより高度な対象への表現として、物語に組み込む葛藤がここに生まれる。

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