それはまだ交わらないのか?

youtubeより

ニュー不動産展

https://www.youtube.com/watch?v=s-OugvfaIas

の動画を何本か見た。そこでの内容について、不動産と建築、経済と生活、仮象と具象について少し考える。

ハコの産業から場の産業へと多くの所で叫ばれている昨今だけど、建物=箱≠建築≒建築物であると思う僕の認識からは理解しづらい。

不動産業は、あるものをどう活用するかという実践者である上で、あるものに価値をどう発見するかは非常に重要で、既存の経済活動と結びつけて、需要に会わせて価値の転換を行う。主体は人間で、そこに変容する仮象の世界を商品としてのパッケージ化して発信する。多くの場合は、商品である建物を画一的にとらえ、かつ、生活の一部を切り取って、消費者にイメージを与える。
今起きているニュー不動産は、「生活にもう少し寄り添って個々の"豊かさ"の価値を高めませんか?」ということではないだろうか。その"豊かさ"が何かの問題はあるが。。

建築はそこで今までの写真映えするモデルハウスのような存在から、少しだけ本来の人間のためのものに近づく。
だが、個人の内面を、切断なしに矛盾を受け入れる建築はそこからはまだ生まれないように思う。

生活とオブジェクトはようやく接点を得られそうで得られないような感じ。。

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