丁寧に

葉桜は好きだ。つぼみも好きだ。
満開の桜はあまり好きになれない。
妬みか?

もちろん綺麗だと思う。桜の一年に一度のハレの舞台は、その他のすべての時間の集大成。
花が咲くとはそういうことか。
だから見ていて嬉しい気持ちになる。
「さすが!」って。

桜自体が好きでないということでなく、花見などの人間の行事が好きになれないのかもしれない。

まず大人数で何かすることはあまり好きでない自分にとっては、皆で花見をすること自体本当の意味でわからない。行事として、誰かと合うために、花見に行くのか。。副次的効果に目的が移行していないだろうか?と思う。

華やかさな桜だけでなく他のすべての桜もなかなかいいじゃん。
桜もそのときだけ見られていて・・・

植物も存在そのものに意味があって、とって変えられるものでない。相互関係の中にある。

すべての関係に感謝。
その存在に感謝。
自分の存在にも感謝。
すべてに丁寧に。

桜散る季節に自然に教えてもらう。

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