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障子 - 現実

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障子越しに朝日を感じ、机に向かう 涼しくカラっとしてきた温湿度と相まって、少し淡くなってきた陽光にも秋を感じる 風に揺れる植木の葉の影、空の雲り具合から刻々と変わる光量 シュルレアリスム的な幻想をPCのタイピング音が駆け抜ける。

虫展

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虫展 に行ってきた! 21_21 DESIGN SIGHTで 養老孟司氏、佐藤ナオキ氏の展覧会。 数千年の生物進化のなかの機能的な体、必然性のある装飾、自然をお手本にデザインを考えることはできるが、虫に意味を求めることの必要性はない。 小檜山賢二氏の写真のいろんな虫の美しさには惚れ惚れだった!

猪股邸 吉田五十八

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猪股邸に行ってきた。 2、3時間居たがもっと長い時間居たい場所だった。 吉田五十八の細部の寸法や庭、アプローチ等の空間構成と非常に勉強になった。

舞台「遠くを見る癖」を観てきて

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studio META 「遠くを見る癖」を観てきた。 一本の綱の先にあるであろう幸せに向け冒険する少女二人の物語。 https://studio-meta.wixsite.com/home/blank-3 幸せの様々な形をシュールでユーモラスに描く。哲学的な問いかけ。 幸せとは? 信じるものは? 心配という罠にとらわれないため考えないためには? 幸せという到着点はあるのか? 「幸せということにしておこう」という咒のありふれている怖さ。 他者の介入により惑わさせれる幸せ観。 他者と私の幸せ感の共有の難しさ。 純粋な問いかけほど日常に浸透する。日々の習慣への刺激になった! 舞台演出も好きで、おもしろかったです!

消費されるモノ

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出張で一月ほど東京に。 散歩していると雑誌などにも載っていた建築とたびたび出会う。 他と違うモノが求められる東京。それ自体おもしろいが、派手さや「たのしそうでしょ」「もの珍しいでしょ」っていう一義的感覚で薄っぺらくみえてしまうモノがいっぱいある。それは次々に移り変わる消費される建築であるため、流行りモノであり、多義的でわかりにくいモノや普通のモノは好まれにくい。 建築は機能的であるべき。 合理性に基づく美的感覚も重々ある。 だが人間都合だけの合理性から生まれるモノは、自然と切り離され美しさくない。

備忘録

存在の名前、価値の定義に意味を求めることは、気づくべきことを見失うことがある。 川原礫 情緒とは、「自然を迎える人の心構え」。それは日本文化のいたるところに存在する。 宇野友明 詫び「親しみのある静けさ」 親しみは、目には見えない部分への配慮、忘れ去られたものへの思いから生まれる。それを丁寧さが支えている。だからシンプルだけど、冷たくない。端正で風通しがよい。そんなのがかっこいいよね。 赤城明登

日曜日

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知立の「かきつばたまつり」へ。 野中宗降氏のお茶席を頂いてきた。 爽やかな緑に凛とした紫が映え、少し背筋が伸び気持ちがすっとする良い場所でした! そこの黒板にあった一言が感慨深いなーと思い、ものづくりにおいても「誇らず」ということの大切さを常に教訓に持ち続けねばと思う。あるがままに。 前後はするが、関市へ建物調査のついでに蕎麦ふーどさんへ。雄大な山々をバックに蕎麦畑が広がり、とても良い環境のお店でした。もり蕎麦、蕎麦茶漬けを食べ、満喫。あーおいしかった!