材料探し



設計が進み、工事に入ると、いつも使う材料を探しに市にいく。

今回は、鮨屋さんのカウンター天板や飾棚などを探しに行ってきた。

基本的に製品市に行くが、一枚板なども数百とあったりするので、毎回行くたびに材料との一期一会の出会いだと思う。


morrowは、設計施工を基本としているが、さらに、市の会番があり、市で直接買えるのは、自分でいうのもなんだが、かなりめずらしい部類だと思う。

実際に使う材料と向き合って、一度設計した諸々を再度設計し直し、建物をつくっていく。カタログから既製品を選ぶのとは全然ちがい、材料の素性やそれぞれの個性をみて、それをどう生かそうか考えながら設計することは、設計としてのリアリティラインを底上げしてくれる。


「建築は素材で描く詩である」


この言葉により深く身をおけるよう、市に行く前までに、設計の細部までの検討を行うことが大切になってくる。

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