ParkーPFIについて

ParkーPFI: 公園に飲食店や売店などを設置し、収益を公園の整備等に利用する制度

12/8のAbema Primeでこの話題があり、最近、息子を遊ばせに公園に遊び機会も増え、また独り身の時期も公園に散歩や読書しに行くことも多かったので、色々な公園を巡ることはは自分の好きなことで、その場所が変わっていくことは色々思うところがある。

アベプラでこの話題の中で、

「その公園の実態に基づいた形での導入であるべきということを前提に考えるべき」

「公園に民間が入ることで、自由がなくなるのでは?」

「大人がつまらない公園ってどうなの?」

・・・等の意見があった。

正直公園ごとによって違うのでは?と思ってしまう。


自分が思う魅力的な公園は?と考えると、

1.機能で満たされていない公園

2.緑・水辺がより自然な形である公園

3.都市との距離をとった公園(概念的な意味で)

4.すべて見通すことはできない公園

5.その場所の地形豊かな公園


以上は言い換えれば、

1.何かのため、という目的に限定されてない、何をしても良い"自由"な場所

2.自然がより自然な形で、社会と隔離された"余白"があり、心を浄化してくれる場所

3.資本主義的な営みから隔離され、非合理なことができ、様々なマイノリティの居場所でもあり、地域コミュニティを培う、市民の"平等"がある場所

4.多様な場所をその時の気分、居心地で選べる"自由"のある場所

5.地形という歴史から生まれた場所の力を感じられる、唯一性のある場所


その上でParkーPFIを考えると、

公園の目立つ場所に、人寄せのためのちょっとおしゃれなカフェなんかができることを想像すると違和感があるが、上記の『4』に記載したような場所作りとして、公園の片隅にひっそりカフェがある程度であれば場所があれば、そんな公園も良いよなって思う。

昔ながらの公園にはたまにあるように、それがお茶室だったりしても。


だが視点を変えてみると、情報過多な現代、公園に行って「余白を楽しめる」大人は、20代30代では少なく、歳を重ねれば多くなっていくと思う。

だからこういった話に対して、年配の方々は否定的で、若い世代ほど肯定的なのではないかな?と思ったりもする。


公園といっても都市計画的に種類があり、
街区公園、近隣公園、地区公園、総合公園、運動公園、広域公園、特殊公園とあるが、

実際この話は、地区公園以上の話でしょう。


それはそうと、今日、滝ノ水公園に行ったが、とても暖かく穏やかな気候で、最高の余白の時間でした^^



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