宇野さんオープンハウスを訪れて

前に勤めていた、宇野友明建築事務所オープンハウスに行ってきた。

モノの存在感が一つ一つ大きくあるにもかかわらず、人間感覚として、対象の真実性の基に、存在が調和することに驚きを感じる。それは降り注ぐ光の下、物質が空間へと昇華していくように。神社にあるような壮大な感覚。

それは存在に緻密さから生まれる一つの現象であり、その空間を実際に感じる以外に体験することはできないだろう。

だから建築は写真では、その本質は何も分からない。写真にはレンズを通した細分化された建築の情報の一部が映るに過ぎない。

良い建築を見ることは、建築をやり続けるエネルギーになる。

建築のあるべき姿を示す同氏の建築に、自身はノックアウトされ、仕事が少し手につかない土日であった。





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