投稿

2017の投稿を表示しています

ダン・バーバー

フランス料理のシェフ 彼の映像を見て感化された。 素材を大切にし、最高の料理のための思考、組織創り、生真面目さ、周囲への配慮 生産性が重要視され、味は二の次。 そんな問題に対し、農家の方にも利益があがるよう生産者との対話をしていくこと。 ただ、品種改良等の技術を求めるところ、多種多様な活動をしたいという思考、味への執着より料理を通したサスティナブルな活動に重きを置いているように感じたのは残念だった。 「生きることは心の穴を次々埋めることでしょ。」この彼の言葉はとても印象に残った。

実物大「光の教会」

鉄骨造PCパネ ル仕上げの 「光の教会」 ある記事でフェイクとリアルへの考察を拝見した。 仮象と具象を混合して考えているようで理解不可能であった。 仮象の世界、具象の世界それぞれのリアルについて分けて考えるべきだと思う。 仮象の世界での価値判断は絵画的であり、そこに生まれる人の気持ちに対する判断であると思う。その上でリアルに表現しているのかもしれないが、具象の仮象への影響力を軽視している所に共感を覚えない。 また、具象の世界では完全なフェイクであり、それは存在として、また機能までがフェイクだと思う。 両世界を分けて考えることは、建築が何のために存在するかを考えれば、分け隔てることはできないことは当然であろう。コレは美術館の中ではそれは関係ないという非リアルな現象を楽しむアトラクションであろう。

隠岐島

イメージ
島根県隠岐島へ、島の町営住宅の設計打ち合わせに行ってきた。 初の島根県。名古屋から島根まで電車で4時間、船で3時間かかる。 隠岐島は世界ジオパークに登録されており素晴らしい自然がある。 気になる方は→ http://www.geopark.jp/geopark/oki/ 少し写真をアップします。 出航  隠岐神社 行った時、自分たちしかいなかったこともあるが、 静寂で神聖であり、そこに自然と一体にある壮大さを感じ 今まで行ったことのある神社で一番素晴らしかった。 かつて後醍醐天皇が島流しにあった島であり、神社が島のいたるところにある。 町歩き 古い街道が残っている他、石州瓦の町並みは美しい。 岩に掘られた昔の収納  泊まったホテル 同行したアズテック建築設計研究室の設計  境港市の電車  境港市は水木しげるロードがあり、観光客で賑わう

千葉旅行

イメージ
大学時代の友人と千葉へ旅行に行ってきた! 笠森観音 ホキ美術館 鋸山

イメージ
今日の忙しさに楽しみを覚えると同時に明日への不確実さが脳裏に浮かび、足りない何かを求め暇をつぶす。情報の錯乱が抽象的な思考にさせ、わかりやすさという表面上のマジックひっかかりかねない。

曖昧さの罠

イメージ
コインには表と裏がある。 表と裏の矛盾を調停するために曖昧さが利用される。 事実をねじ曲げ、結論を先延ばしする。 だけど曖昧さは感情と結びつき価値を揺れ動かす。 光が導く先に集中する。

自分のもの感

イメージ
設計事務所の仕事が減っている。 なぜか? 金銭的余裕がないから? 家にお金をかけない?変化の激しい時代に不動産という長期的な固定資産にお金をかけることにリスクを感じるから? 設計事務所は敷居が高いかなーと思う人がいるから? 設計事務所のつくる家は、家具、ファッションとは違い、一品生産で商品でない。オーダーメイドであり、施主と共に築くものでありたい。 施主はこう思っているのではないか。デザインについて「家」は多くの条件があり、自分の意向が全てに反映され、自分好みの生活空間をつくるのはそもそも難しそうだな。それなら、自分好みの生活感、趣味の反映された、自分で選べるインテリアで生活を楽しめればそれでよいかな。それは自分で想像できるし。 建築家のやっているようなことはなかなか想像できないし、怖ーい感じもするし。 本当に良いのかな?と。 まず家を建てる数が少子化や、情報化といった社会的要因により絶対数が減っていることは事実。リスクマネジメントとしての社会的信頼を求めていることも事実。 その上でデザイン性への求める声を聞くと、それは個人の経験の中に収束し、個人の満足感にどこまで答えられるか。 建築という実存が自分のもの感になりづらく、家という生活の現象との距離をどう構築するかが問われ、建築家はキャッチャーになるべきなのか。価値は求められる数のみなのか。 良いものを造るという信念のもと、建築家の価値を問いただされているように感じる。 すばらしい建築を見て、挫折感と現実の対称の関係を踏み台にする。

時間

ハウスメーカーの商品の選択は、時間の想像の欠如だと思う。生活とは時間のマネジメントであり、それを創造することは、時間的な価値観をどう引き延ばすかとう戦い。それがディテール。 エンタルピーの異なる素材を組み合わせる秩序。 生命が織り成す、高次のディメンションの情報のやり取りは、自然との接点をつくる建築をポジティブに捉える。また、創り出そうとするものが生命的であれば、それは時間を有すること。

イメージ
雪解け、光の反射、いつにない景色に心踊る。 童心に戻る!