実物大「光の教会」

鉄骨造PCパネル仕上げの「光の教会」

ある記事でフェイクとリアルへの考察を拝見した。

仮象と具象を混合して考えているようで理解不可能であった。

仮象の世界、具象の世界それぞれのリアルについて分けて考えるべきだと思う。

仮象の世界での価値判断は絵画的であり、そこに生まれる人の気持ちに対する判断であると思う。その上でリアルに表現しているのかもしれないが、具象の仮象への影響力を軽視している所に共感を覚えない。

また、具象の世界では完全なフェイクであり、それは存在として、また機能までがフェイクだと思う。

両世界を分けて考えることは、建築が何のために存在するかを考えれば、分け隔てることはできないことは当然であろう。コレは美術館の中ではそれは関係ないという非リアルな現象を楽しむアトラクションであろう。

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