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勝手な思い

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  工事中の舟橋の家で取り付けた玄関の手すり。 シンプルに、品のある形を。と思い製作した。 必要とは言われていなかったが、工事の最後になってあったほうが良いな、 と思い、取り付けることにした。 手の触れるものは、人の手でつくりたい。 握り心地のよい形で凛とした材料でつくりたい。 金物は使いたくない。 作ってもらう大工さんの性格が垣間見れるようにつくりたい。 そんなことを勝手に思い製作した手すりでした。

プロポーション

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 もう少しで完成の 船橋の家 低すぎず、高すぎず、その場所に最適な大きさと形。 敷地が広く、平家で、多くの機能を有さないこの建物は、無理なく敷地に納まり、 新築ながら、早くもこの場所に馴染んでいる。とても嬉しい。 この建物には、年配夫婦が住む。そして横に立つ母屋をこれから改修し、息子家族が住む。 この建物は、その年配夫婦の歳を重ねた「重み」と未来への「軽やかさ」が、佇まいとして現れるといいな、と思い設計した これから植栽等含め、時間を重ねて行く中で、より自然に、普通に、魅力的な姿になっていくのが楽しみだ。