感情が動く瞬間 という議題

morrow打合わせの議題。


感情が動くというと、

怒る様に燃え上がったり、華やかな感激や歓びであったり、忘却を惜しみ、悲しみに浸る心の動きや、無心ではしゃぎ笑い合う晴々しい気持ち、を想像する。

要は喜怒哀楽で様々。


それはその瞬間にしかなく、言葉では捉えようもないことかもしれない。

だから、「心の景色」として

その時の雰囲気を言葉では綴れない、写真や映像、絵画や詩、音として記録を残したりする。

自分の記憶の中の「感情が動く瞬間」を思い出そうとすると、美しく加工されたり、悲劇的な様子が心の景色に思い浮かぶ。

すなわち、その心の景色は超主観的なものであるが、普遍的な「美」、もしくは「カタストロフ」を有しているということだと思う。


ここで、美しいことに関する2つの詩を載せる

・ 世界はうつくしいと 長田弘 みすず書房








・ 重吉と旅する いのちのことば社フォレストブックス


うつくしいものとは、それが何か。と、言葉にすると、うつくしさが失われてしまうこと柄であると思うと同時に、自然の状態をそのまま受け入れる心の中にあるもののように思う。

すなわち、感情が動く瞬間を考えて、それの正体を明示することは無理なことであると思う。

しかし、自らうつくしさを求めるには、その存在を信じることは絶対必要で、信じて、それを探す先に、自己の世界を超越した世界が見える気がする。  ・・・ことを信じたい。

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