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島田篤氏のオブジェ

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好きな作家さんの一人の島田篤氏の作品を見に小牧の  les trois entrepôts  に行った。 オブジェをメインの陶芸作家さんに造形は、やさしさと豊かさのプリミティブな表現で、心が揺らぐ。 象のオブジェを一体購入し、とても満足だった。

感情が動く瞬間 という議題

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morrow打合わせの議題。 感情が動くというと、 怒る様に燃え上がったり、華やかな感激や歓びであったり、忘却を惜しみ、悲しみに浸る心の動きや、無心ではしゃぎ笑い合う晴々しい気持ち、を想像する。 要は喜怒哀楽で様々。 それはその瞬間にしかなく、言葉では捉えようもないことかもしれない。 だから、「心の景色」として その時の雰囲気を言葉では綴れない、写真や映像、絵画や詩、音として記録を残したりする。 自分の記憶の中の「感情が動く瞬間」を思い出そうとすると、美しく加工されたり、悲劇的な様子が心の景色に思い浮かぶ。 すなわち、その心の景色は超主観的なものであるが、普遍的な「美」、もしくは「カタストロフ」を有しているということだと思う。 ここで、美しいことに関する2つの詩を載せる ・ 世界はうつくしいと 長田弘 みすず書房 ・ 重吉と旅する いのちのことば社フォレストブックス うつくしいものとは、それが何か。と、言葉にすると、うつくしさが失われてしまうこと柄であると思うと同時に、自然の状態をそのまま受け入れる心の中にあるもののように思う。 すなわち、感情が動く瞬間を考えて、それの正体を明示することは無理なことであると思う。 しかし、自らうつくしさを求めるには、その存在を信じることは絶対必要で、信じて、それを探す先に、自己の世界を超越した世界が見える気がする。  ・・・ことを信じたい。