消費されるモノ
出張で一月ほど東京に。 散歩していると雑誌などにも載っていた建築とたびたび出会う。 他と違うモノが求められる東京。それ自体おもしろいが、派手さや「たのしそうでしょ」「もの珍しいでしょ」っていう一義的感覚で薄っぺらくみえてしまうモノがいっぱいある。それは次々に移り変わる消費される建築であるため、流行りモノであり、多義的でわかりにくいモノや普通のモノは好まれにくい。 建築は機能的であるべき。 合理性に基づく美的感覚も重々ある。 だが人間都合だけの合理性から生まれるモノは、自然と切り離され美しさくない。